筋筋膜性疼痛症候群(MPS)から慢性疼痛を発症し20年の闘病後、寛解状態を維持しています。決め手はトリガーポイント注射とリリカでした。

試した色々な治療

大きくは、投薬・理学療法・注射の施術に分けられます。以下は試した順番です。
  1. 鎮痛剤 薬局で手に入る弱いNSAID's系のバファリン,イブなど(5年ほどで効果なくなる)
  2. 整体(2件)
  3. 整形外科のマッサージ、牽引など
  4. 理学療法(レーザ照射)
  5. 心療内科からの投薬(リボトリール・テルネリン)
  6. 西川の電位治療マット,レカロのチェア(両方とも、ものすごく高かった)
  7. 整形外科からの投薬(強いNSAID's系のボルタレン・ロキソニンなど)
  8. 膠原病科にて入院治療(ステロイド投与、理学療法)線維筋痛症の診断名にて
  9. ヨガ・ストレッチ(自己流)
  10. 星状神経節注射(首の大きな神経節への注射)3箇所の大学病院にて
  11. さまざまな器具(マッサージ機など数種類)
  12. 高周波治療器
  13. 鎮痛剤の個人輸入(リリカとトラマドール)
  14. そして最後に、加茂整形外科医院にて入院治療(トリガーポイント注射、神経に作用するリリカなどの投薬)

14)の詳細については、こちらにて詳述します。それまでの治療はほとんどが気休め程度で、そのときは少し効いたかも、と思うのですが、また痛みが戻ってしまっていました。その繰り返しでした。14)に至る前、一番効果があったのは、「星状神経節ブロック」で、首に注射をする恐怖に耐えながら12回ほど通院すると痛みが穏やかになりました。しかし、やはりやめてしばらくすると、また痛みは戻ってしまいました。

ここまでかけたお金も、家族の負担も並大抵のものではありませんでした。支えてくれえた家族には深く感謝しています。そして、2度とこの病気で苦しむことはないよう心に誓っています。

そして現在…

退院後はトリガーポイント注射は卒業し、服薬のみでです。痛みはその都度絶対に我慢しません。無理をしたときなどは、服薬が効かないこともありますが、そういうときは気を紛らわすか、じっと寝ているか、とにかくやり過ごせば、今は必ず2、3日で回復します。絶対に回復するという自信が今の精神的拠り所になっています。また、それでも回復しなければ、加茂整形外科でトリガーポイント注射をしてもらえば治る、というお守りが安心感になっています。

そして現在至った疼痛コントロールは、以下の3つです。
・MPSに陥らないよう日々気をつけること(無理をしない、ストレッチするなど)
・それでもなってしまったときは頓服ですぐに痛みを取ること
・痛みの悪循環を防ぐためにリリカを常用すること

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